因果律を活用する

PSX_20190804_114711.jpg

❪ 因果律 ❫

どのような事象もすべて何らかの原因の結果として生起するのであり、原因のない事象は存在しないという考え方

5次元に入ると因果から解放されていきます。

だけど
「私はシナリオ通りに生きている!」
と知覚 (腑に落ち) できたからといって、

真我覚醒や主客合一した直後からソク因果とは無縁になる というのはありません。

なぜなら、
「因果でものを考える」という長年の思考のクセは
一瞬で消えるわけじゃないですから。

思考展開の習慣や
思いクセは
まだ残っているので、
その人のペースで徐々に
因果から解放されていくでしょう。

私も今
日々の生活の中で
少しずつ因果やクセから解放されているのを実感しているところです。

因果律ってね、
真我覚醒していない人たちにとっては
とても役立つんですよ。

覚醒していくには因果は絶対に無視できないもの
私はそう断言しますよ。

ここから なぜ因果律が大切なのかを書いていきますね。

例えば

顔にニキビができるとする

「ああ~〜こんなところにニキビがぁ〜~」

好きな人や職場の人たちに見られるとみっともないとか、
ニキビがこれ以上悪化したら目立っちゃうな~とか、

周りからどう見られるか、

私たちの頭の中を思考が無意識のうちに駆け巡る

そして、

昨日食べたチョコレートのせい?
それともナッツの食べ過ぎ?
枕カバーのせい?
新しく買った化粧品が合わないのかな?

などなど、無意識に思考を巡らせて原因を探そうとする

で、ニキビを治す方法を思考をフル回転させて無意識に探し回る

薬を塗っとかなくちゃ
あの薬は効かなかったから別のを探さなきゃ
化粧品、他のやつにしてみよう
枕カバー変えなくちゃ

ほとんどの人はこういったたくさんの思考を頭の中でグルグルと無意識に展開しています。

人からヘンに見られたくない

治さなきゃ

原因を探して

治そうと何か塗って

またそれを塗ることでそれが原因になって

その結果としてニキビが治る

またはニキビが悪化し、そこからまた原因を探ろうとする………

というループもあるが

この過程に、

原因→結果・原因→結果・原因→結果……

みたいな、

『原因→結果』の道程がいくつも連なることも多いのですよね。

これらのたくさんの無意識の思考の中に
いろんな自我&エゴがひっそりと隠れるように存在しているのです。

例えば、

「職場の人たちに見られるとみっともない」

これ、自我の現れなのですね。

何でニキビを人に見られるとみっともないって思うのか?

人からキレイに見られたいからとか、
バカにされたくないとか、
不潔な人だと思われたくないとか、
自己管理もできないヤツに見られるのはイヤとか、
気になっている人から軽蔑されたくないとか、

虚栄心・自己嫌悪・自己卑下

などの自我&エゴが潜んでいるのですね。

ニキビができるだけでこれだけの自我&エゴを探り出すことができるっていうことです。

こんな風に自覚ができるようになると
ニキビだけじゃなく
人間関係やいろんなことに
同じように活用していけます。

これまでは無意識に思考を巡らせていたのを、
ちょっとでも意識的になれると、
たくさんの自我&エゴが潜んでいることに気がつけるようになるのです。

このように因果律って
『自我&エゴのあぶり出しツール』
になるのです。

これが5次元に入って因果から解放されてくると、
ニキビができても
いちいち原因を探ろうとしなくなる。

治そうといちいち何かを塗ったりもしなくなる。

ほったらかし。

5次元の人にとってニキビができるのは
「ニキビができた」
ただそれだけ。

それがただ起こっただけ。

ニキビの原因なんてどうでもいいし、
ニキビができてもどうでもいいし、
人からどう見られようとどうでもよくなる。

こだわり (自我&エゴ) がなくなるから。

5次元に入ると少しずつ
因果律から解放されていくようになります。

だけどまだ4次元の人たちはムリして因果と距離を置こうとしない方がいいと私は思います。

やろうとしても多分ムリだから。

自分にムリさせることになるから。

思考をムリヤリ抑えようとか、
ムリヤリこだわらないようにしようとかするんじゃなくて、

自分にわく思考のモトを意識的に謙虚に真摯に内観することの方が大事なのですよ。

因果を考えないようにする、
ということは、
せっかくの内観のツールをムダにするってことですから。

これからは因果の法則
「あれをしたからこうなった」
という昔ながらのシンプルな捉え方だけでなく、

因果律という『あぶり出しツール』を
もっと活用して生きていくといい
と私は思っています。

それが4次元スピ世界の マヤカシの覚醒 じゃなく
本物の目醒めにつながっていきますのでね。


popular articles


archives

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。